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1920年(大正9年)の国際連盟設立に際して、教育者で『武士道』の著者として国際的に高名な人物として新渡戸稲造が事務次長のひとりに選ばれました。事務次長としてバルト海のオーランド諸島帰属問題などに尽力しました。
 エスペランティストとしても知られ、1921年(大正10年)には国際連盟の総会でエスペラントを作業語にする決議案に賛同しましたが,フランスの反対にあい、結局実現しなかった。同年、オーランド諸島紛争を食い止めるという外交的成果も成し遂げて,1926年(大正15年)、7年間務めた事務次長を退任しました。

@ 新渡戸稲造
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