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 最初に現れた扇は30cmほどの長さに2〜3cm幅の薄い檜の板を重ねて作る檜扇(ひおうぎ)と呼ばれるもので,これは奈良時代の実例が発掘されていて,紙は貼られておらず,その起りは一説には木簡を束ね一方の端に穴を開け,そこに紐などを通して縛ったものだという。また檜扇のそもそもの用途は開いて煽ぐものではなく,メモ帳として物を書きつけるものでした。
 その後平安時代の中頃までに,5本または6本の細い骨に紙を貼った蝙蝠扇(かはほりあふぎ)が夏の扇として現れ,紙貼りの扇は扇面の裏側に骨が露出する形式であった。平安時代には扇はあおぐという役割だけでなく,儀礼や贈答,コミュニケーションの道具としても用いられました。






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