中国に【臥薪嘗胆（がしんしょうたん）】と【捲土重来（けんどちょうらい）】という故事があります。前者は「敗れた悔しさを忘れないために、薪（まき）の上に寝て、その痛みで自分を奮い立たせたり、苦い熊の肝臓（きも）をなめて再起を誓う」という意味で、後者は「前には目的を果たせなかった者が、態勢を立て直し砂ぼこりを立てて反撃してくる」というものです。
どうか皆さん、来年春に「捲土重来」して目的を果たすために、信学会ホームスクールで、１年間苦しくても「臥薪嘗胆」の気持ちで力一杯がんばろうではありませんか。
１万数千人に及ぶ先輩たちは、ホームスクール時代に培った信念と努力を忘れず、作家（芥川賞受賞者など）、市町村長、医師、議員、弁護士、教員（校長）などとして社会の第一線で活躍されています。
喜びの声
ホームスクールで１年間がんばった先輩達からいただいたメッセージの一部を紹介します。
１年無駄ではない。努力が実を結んだ！
去年悔しい思いをした。どうしても行きたい高校だったので、もう１年がんばろうと思いスクールに入学しました。この１年、各先生方から多くのことを学び、同じ思いを持った仲間達と努力しました。去年よりも努力したと思っています。「この１年は絶対無駄ではなかった。」と思います。僕はひろいろな人たちの支えで、合格をもぎ取りました。
自分自身を見直す良いチャンス！
１年前に「不」の文字をもらい、スクールに入学し、勉強に専念するという生活の中で、慌ただしかった中学校生活では味わえることができないことを味わい、改めて自らを見直す良いチャンスになりました。人生の中で、この１年は決して無駄な時間ではない。応援してくれた両親や先生に感謝し、１日１日これからも大切に過ごしていきたい。
